【実践】桑田真澄さんに聞く、勝てる脳と身体の鍛え方
元プロ野球選手の桑田真澄さんが、2019年3月よりSBSプロジェクトのリサーチプロフェッサに就任した。周知の通り、桑田さんは、読売ジャイアンツのエースとして20年以上にわたり活躍した後、ピッツバーグ・パイレーツでメジャーのマウンドに立った名投手。引退後も少年野球の指導やプロ野球解説、東京大学運動会硬式野球部の指導などにあたるとともに、東京大学大学院総合文化研究科で科学的な視点から野球の研究を行ってきた。新連載ではスポーツ脳科学の観点から、勝つための脳と身体のきたえ方について聞いていきたい。

SPECIAL CONTENTS | 2019.9.6

第2回
コントロールの真髄に迫る


桑田真澄さんと言えば、プロになる以前の学生時代から、コントロールの良さ、ボールのキレでは他を圧倒していた。その卓越した能力があればこそ、その後も一流のプロ野球投手として長く活躍し、優れた成績を残してきたと言える。しかし、桑田さんが優れているのは、つねに同じフォームで同じタイミングで投げることができるからではなかった。むしろその鍵は、状況に応じて自らの身体を自在に操ることができる能力にあった。最新の計測技術が、桑田さんのコントロール力を解き明かしつつある。

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SPECIAL CONTENTS | 2019.4.25

第1回
野球を科学的に捉えて、野球界に意識の変革を


元プロ野球選手の桑田真澄さんが、2019年3月よりSBSプロジェクトのリサーチプロフェッサに就任した。周知の通り、桑田さんは、読売ジャイアンツのエースとして20年以上にわたり活躍した後、ピッツバーグ・パイレーツでメジャーのマウンドに立った名投手。引退後も少年野球の指導やプロ野球解説、東京大学運動会硬式野球部の指導などにあたるとともに、東京大学大学院総合文化研究科で科学的な視点から野球の研究を行ってきた。新連載ではスポーツ脳科学の観点から、勝つための脳と身体のきたえ方について聞いていきたい。

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取材・執筆
田井中 麻都佳 / Madoka TAINAKA
編集・ライター/インタープリター。中央大学法学部法律学科卒。科学技術情報誌『ネイチャーインタフェイス』編集長、文科省科学技術・学術審議会情報科学技術委員会専門委員などを歴任。現在は、大学や研究機関、企業のPR誌、書籍を中心に活動中。分野は、科学・技術、音楽など。専門家の言葉をわかりやすく伝える翻訳者(インタープリター)としての役割を追求している。趣味は歌を歌うことと、四十の手習いで始めたヴァイオリン。大人になってから始めたヴァイオリンの上達を目指して奮闘中。