Hearing X Demo
sound | space
Yota MORIMOTO
2021.4.14
音の高臨場感を実現する技術を組み合わせ、音源の移動と視点の変化に追随する音場生成によって広がりや奥行きが感じられるVRデモを作成しました。視点の操作はマウスや携帯端末の向きで変更が可能で、VRゴーグル対応版ではステレオスコープによる視覚的な立体感も加わった体験が可能です。(*こちらの記事は過去に「Hearing X -『聞こえ』の森羅万象へ -」に掲載されたものをアーカイブとして公開しています。)
音場生成について
立体音響技術の一つであるアンビソニックスを用いて音を3次元上に配置し、頭部伝達関数を用いたバイノーラル再生によってステレオ化しています。 用いる高次アンビソニックス(2次以上)の計算上の制約からデモを軽量版/重量版に分けて制作しました。
軽量版の2次アンビソニックスでは1音が9チャンネル、重量版の3次アンビソニックスでは16チャンネルの空間情報として信号処理をされ、いずれも1次アンビソニックスに比べ高精細な空間表現が可能となっています。軽量版では合計およそ200チャンネル、重量版は1000チャンネルに及ぶ処理をリアルタイムで行うことで臨場感のある空間音響を実現します。
※ 一部のスマートフォンでは音響生成が動作しない可能性があります。あらかじめご了承ください。
立体音響技術の一つであるアンビソニックスを用いて音を3次元上に配置し、頭部伝達関数を用いたバイノーラル再生によってステレオ化しています。 用いる高次アンビソニックス(2次以上)の計算上の制約からデモを軽量版/重量版に分けて制作しました。
軽量版の2次アンビソニックスでは1音が9チャンネル、重量版の3次アンビソニックスでは16チャンネルの空間情報として信号処理をされ、いずれも1次アンビソニックスに比べ高精細な空間表現が可能となっています。軽量版では合計およそ200チャンネル、重量版は1000チャンネルに及ぶ処理をリアルタイムで行うことで臨場感のある空間音響を実現します。
※ 一部のスマートフォンでは音響生成が動作しない可能性があります。あらかじめご了承ください。
2次アンビソニックス|軽量版|
スマートフォン推奨環境:iPhone 6以上|Android CPU 1.8GHz以上3次アンビソニックス|重量版|
スマートフォン推奨環境:iPhone 8以上 | Android CPU 2.5GHz以上VRゴーグル対応版のご視聴に関する注意点
- VRゴーグル対応版のご視聴には、スマートフォン着脱型のVRゴーグル(Google Cardboad等)が別途必要となります。
- VRゴーグルを装着されたままの歩行・移動は大変危険ですので、絶対に行わないでください。
- 視覚に影響を及ぼす恐れがあるため、13歳未満の方はご利用をお控えください。
- 乗り物に酔いやすい方、体調が優れない方はご利用をお控えください。
- ご視聴時に、吐き気・めまい・乗り物酔いに似た症状など、不快な症状が出た場合はただちにご利用を中止してください。
- ご使用の端末によっては正常に再生ができない場合や、見え方や聴こえ方には個人差がありますことを、あらかじめご了承ください。
- 安全な場所に座り、スマートフォンのブラウザでこのページを開きます。
- 「VRゴーグル対応版(スマートフォンのみ)」のリンクをクリックしてデモページへ移動後、「play」をクリックしてデモを起動します。
- スマートフォンをVRゴーグルにセットし、頭に装着します。(※VRゴーグルの使用方法については、メーカーの取扱説明書をご確認ください。)
- VRゴーグル(携帯端末)の向きにデモが連動いたします。頭の向きを変えてみて、音源の移動や視点の変化をお楽しみください。
Profile
森本 洋太 / Yota MORIMOTO [Website]
作曲 / プログラミング
ハーグ王立音楽院修士(ソノロジー)、英国バーミンガム大学博士(作曲)。 2006年に渡蘭、欧州を中心に活動。室内楽作品などが各地のアンサンブルにより委嘱・演奏されている他、Transmediale(Berlin)、 ISEA(Dortmund, Istanbul)、TodaysArt(The Hague)、SICMF(Seoul)などで サウンド・インスタレーションやオーディオ・ビジュアル作品を発表。この他、アムステルダム映像博物館、LUSTLab、デルフト工科大学、資生堂、本田技術研究所、産業技術総合研究所、北海道大学、筑波大学などに楽曲、サウンド・ デザイン、ソニフィケーション、音響システムなどを提供。近年ではDJ/パ フォーマーとして、Amsterdam SinfoniettaやNew European Ensemble等と共演。
作曲 / プログラミング
ハーグ王立音楽院修士(ソノロジー)、英国バーミンガム大学博士(作曲)。 2006年に渡蘭、欧州を中心に活動。室内楽作品などが各地のアンサンブルにより委嘱・演奏されている他、Transmediale(Berlin)、 ISEA(Dortmund, Istanbul)、TodaysArt(The Hague)、SICMF(Seoul)などで サウンド・インスタレーションやオーディオ・ビジュアル作品を発表。この他、アムステルダム映像博物館、LUSTLab、デルフト工科大学、資生堂、本田技術研究所、産業技術総合研究所、北海道大学、筑波大学などに楽曲、サウンド・ デザイン、ソニフィケーション、音響システムなどを提供。近年ではDJ/パ フォーマーとして、Amsterdam SinfoniettaやNew European Ensemble等と共演。